なるこなるまに。

よさこいのお役立ち情報をサクッとご紹介。

よさこいの衣装について解説!演舞を引き立てるその秘密とは?

よさこいの1つの魅力である衣装

今回はよさこいの1つの見どころである衣装について

書いていきたいと思います。

私自身、『衣装を着てみたい』というのが

よさこいをはじめた1つの理由でもあります。

チームや演舞曲のイメージを示す重要な要素である衣装

衣装は基本的に演舞曲のイメージに合わせて作られています。

 

例を挙げるとすれば、

クールでかっこいい曲の場合は寒色系や黒や赤を基調とした衣装

華やかでかわいらしい曲の場合は暖色系や白を基調とした衣装 など。

 

よさこいと言えば、法被や着物など和のイメージが強いですが

昨今は和装の枠に囚われずに、燕尾服やドレスなどの洋装や、

民族衣装などのエスニックなデザインなどを

上手に取り入れた衣装を採用しているチームもあります。

演舞を引き立てる衣装の秘密!実は仕掛けがいっぱい

よさこいの衣装には、演舞を引き立てるためになされた工夫がたくさんあります。

あの手この手で演舞を盛り上げるチーム独自のアイデアを垣間見ることができます。

私が知っているものをいくつか紹介していきます。

衣装の前後の色柄に差をつける

大きな振袖があるチームは衣装の前後で色柄が違う場合が多いです。

踊り子が前を向いた時と、後ろを向いた時で印象がガラッと変わり、

変化を楽しむことが出来ます。

踊り子の規則性のある揃った振り付けをより美しく魅せてくれます。

速替えが出来るようになっている

途中で演舞曲の雰囲気が変わる場合は、それに合わせて

衣装の速替えを行うチームもあります。

リバーシブルになっている法被を使ったり

スナップで前身頃が着脱できるものを使ったりします。

大掛かりなものだと、一時的に横断幕を使用するチームも。

如何に演舞の流れを止めずに速替えをするかが課題ですが

決まると観客に大きなインパクトを与えることが出来ます。

小道具を忍ばせることができる

よさこいでは鳴子以外にも小道具を使う場合があります。

番傘や扇子、ファンベールなどがしまえるようになっていて

所定のパートで使用できるようになっています。

小道具による演舞パートを混ぜることで

演舞の流れに変化を与えることができます。

もはや衣装が小道具に!?

衣装に下げられたタオルや、着ていた法被を取り外して演舞に使用したり、

衣装から大きな布が出てきて広げたまま演舞したりと、衣装を小道具のように

使うパターンも。

意外性とインパクトがあり、演舞の流れも妨げないという三拍子揃った方法で、

筆者はかなり好きな方法です。

まとめ

今回はよさこいの衣装の演舞を引き立てる秘密をご紹介しました。

よさこいの衣装の面白さに少しでも気づいてもらえたらなと思います。

私がご紹介したのはごく一部で、まだまだたくさん隠された工夫が

あると思います。

チームごとに衣装にどのような工夫を施しているのかに注目すると

よさこいをより楽しめると思います。

是非チェックしてみてください。