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よさこい踊りの種類とは?高知系、ソーラン系ってなに?

よさこいに関わっている人の間でよく出る【高知系】【ソーラン系】というワード。

明確に定義がある訳ではありませんが、

今回は筆者なりによさこい踊りの種類についての考えをまとめてみようと思います。

 

【高知系】【ソーラン系】とは、よさこい踊りを大きく分けた2系統のこと。

高知発祥の艶やかな振り付けをを主体としたものが高知系。

激しく躍動感のある振り付けを主体としたものがソーラン系です。

この2つを、1つの演舞曲のなかで上手に組み合わせているチームもあります。

高知系の踊りとは

『よっちょれ』『よいやっさ』などよさこい節の掛け声に合わせて、

正調よさこい鳴子踊りのような鳴子を生かした

艶やかでゆっくりとした振り付けがメインの踊りです。

前進しながらパレード形式で踊る通称【流し踊り】に適しているものが多いです。

 

一糸乱れぬ振り付けだけでなく、フォーメーションや衣装を

最大限に生かした形式美で魅せる高知系の演舞は、

高知のよさこい踊りの伝統や、格式の高さを感じさせます。

ぴったりと揃った鳴子の音の気持ちよさ、

踊り子の美しい鳴子さばきが最大限に味わえるのも魅力です。

高知系よさこいチームの例

ほにや

とらっくよさこいちふれ

旭食品 など

ソーラン系の踊りとは

『どっこいしょ』などソーラン節の掛け声に合わせて、

南中ソーランのような躍動感のある振り付けがメインの踊りです。

パレード形式よりも特定のステージで行う【定点踊り】に適しているものが多いです。

 

大漁を願って地引網を引く力強さを表現したソーラン節がルーツとなっているので、

パワフルで勢いのある振り付けが多く盛り込まれています。

ソーラン系の踊りは見ている人たちに元気を与え、

会場を活気付けて盛り上げてくれます。

漁をテーマにしているソーラン節には、

踊り子が端から順番に動いていく【ウェーブ】という振りが多く使われています。

大人数の踊り子の息の合ったウェーブは圧倒されるほどの迫力があります。

ソーラン系よさこいチームの例

夢想漣えさし

室蘭百花繚蘭

平岸天神 など

 

まとめ

【高知系】、【ソーラン系】、2つのよさこい踊りの系統についてまとめてみました。

違いが分かりやすく伝われば嬉しいです。

紹介したチームを是非動画検索してみてください。

各々の演舞の味わいの違いが楽しめると思います。

ご自身の目でその魅力を確かめてみてくださいね。